拙著『
ママと覚えよう!キッチンでたとえるパソコン用語』(ジャムハウス)の第4回です。
今回はCPUのクロック周波数を取り上げます。

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クロック周波数って
ママの作業間隔みたいなもの

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CPUの性能はいくつかの数値で表されるんだけど、その代表がクロック周波数っていう数値なんだよ。このクロック周波数もキッチンでたとえて説明するね。
 
キッチンだと、ママが「 カレーを作る 」っていうことをする場合、「 冷蔵庫から食材を取り出す 」とか「 野菜を切る 」とか「 炒める 」とか「 煮込む 」とか 、1つ1つの小さな作業を続けていっぱいするよね。

CPUも同じで、たとえば「 ホームページを見る 」っていうことを
する場合、実はその裏でたくさんの小さな作業を1つ1つ続けて行っているんだ。CPUがそういった小さな作業を行う間隔を表す数値がクロック周波数なんだよ。
 
だからね、CPUのクロック周波数をキッチンでたとえると、ママの作業間隔になるんだ。

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クロック周波数小さい

何がよくないの? 

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クロック周波数はその数値が大きいほど、CPUが1つ1つの小さな作業を行う間隔が短いことになるんだ。つまり、CPUが短い時間にたくさんの作業ができるってワケ。反対にクロック周波数の数値が小さいほど、CPUの作業スピードは遅くなるんだよ。
このことをキッチンでたとえてお話するね。ママが1つ1つの小さな作業をする間隔が長いと、カレーを作るのに多くの時間がかかっちゃうよね。ママが野菜を取り出してから、しばらくして切って、またしばらくして炒めて、またまたしばらくして煮込む——みたいに。
CPUもそれと同じで、クロック周波数の数値が小さいと、1つ1つの小さな作業を行う間隔が長くなるから、作業全体のスピードも遅くなっちゃうんだ。つまり、CPUの性能がよくないってことになるんだよ。
 

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クロック周波数大きい

何がイイの? 


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逆にね、キッチンだと、ママが1つ1つの小さな作業をする間隔が短ければ、早くカレーができるよね。ママが野菜を取り出して、スグに切って、そのあとスグに炒めて、そのあとまたスグに煮込む——みたいに。

CPUもそれと同じで、
クロック周波数の数値が大きいと、1つ1つの小さな作業を行う間隔が短くなるから、作業全体のスピードも速くなるんだ。つまり、CPUの性能がいいってことになるんだ。

だから、本格的にパソコンを使おうと思ったら、CPUのクロック
周波数の数値がなるべく大きな製品を選んだほうがいいんだ。

 


boku うーん 、難しいことはよくわかんないけど、とにかく「クロック周波数」って数が大きいと、ママが早くお料理できるみたいに、パソコンも早く動けるんだね。
papa
そうそう、そう覚えればOKだよ。ただね、CPUの性能は必ずしもクロック周波数の大きさだけで決まるものじゃないんだ(次回コラム「CPUのキャッシュ」参照)。でも、まぁ、基本的にはクロック周波数で決まると思っていいよ。あとね、実はパソコン全体の性能もCPUの性能だけで決まるってワケじゃないんだ。そのことは次回お話する「メモリ」をはじめ、これから少しずつ説明していくね。

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今回はここまで。次回はメモリを取り上げます。